大阪のマンション評価ランキング Utopian Mansion



価格を加味した評価指数

2006.03.16(00:57)
総合評価のマンションランキングは、評価スコアーの点数によって単純にランクがきまるものでした。

実際、評価スコアーの高い新築分譲マンションはいいマンションだと思います。しかし、ただ、マンションの評価スコアーが高いということは、得てしてその販売価格も高価になるのが世の常というものです。いいものは高価であるという経済の基本ルールがのさばっています。でも、そういったルールに少しでも逆らうことによって、価格破壊的な新築分譲マンションも出てきています。それが、耐震偽装や手抜き工事につながってしまうこともありますが、そうではなく様々な工夫により、販売価格を下げても質は下げない努力を続けている業者もいます。

マンションランキング2では、販売価格を加味したマンションの質をランキングすることに挑戦します。いくら評価スコアーが高いからといって、販売価格も高ければ意味がありません。評価スコアーに見合った販売価格というものがあるはずです。

そこで、こんな指数を計算してみました。

  販売価格に見合った評価指数=(総合評価スコアー)÷(販売単価)

これは何を意味するかといいますと、新築分譲マンションを購入するということを、そのマンションの評価スコアーを販売価格で購入するのだと考えるわけです。つまり、1万円で何点分の評価スコアーを売ってくれるのかということです。この数値が大きいほど評価スコアーの割りに価格が安いということになります。

この指数で新築分譲マンションをランキングすることで、より明確にそのマンションのポジションもわかるでしょう。また、各マンションの販売価格と評価のバランスも確認できると考えられます。

新築分譲マンションの販売価格を加味した評価指数を計算するにあたり、販売価格は、マンションの中層住戸(15階建てなら7階か8階)における住居占有面積を販売価格で除して求めます。(販売価格の単位は、万円/㎡です。)
また、総合評価スコアーは各評価スコアーを集計したものです。

この数値は、言い換えれば品質(ここでは、総合評価スコアー)に対するコストパフォーマンスともいえます。

ただ、この数値が大きいからといって品質が高いマンションであるとは一概にはいえません。これはあくまでもそのマンションの品質に対する代価が高いか安いかを示しているだけです。
ですから同じ品質(総合評価スコアー)の新築分譲マンションを比較した場合に販売単価が安いほうがランキング順位が上がることを示しています。

総合評価スコアーが低い新築分譲マンションは、やっぱり品質的には劣るマンションであることに変りありません。
例えば、このランキングが1位の新築分譲マンションと最下位に近い新築分譲マンションとで総合評価スコアーを比較した時、最下位に近い新築分譲マンションの方が圧倒的に高いスコアーであれば、圧倒的に品質は1位の新築分譲マンションより優れているということです。
ただ、その品質を実現するためのコストパフォーマンスが低いだけです。どちらをとるかは、個人の価値観(財布の中身も関係するかも)の問題かもしれません。

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